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KATARIBE

第一部

「ももたろう」

かごめ かごめ

あんたがたどこさ

叙情歌メドレー(春よ来い など)

からたちの花

江戸の子守唄

さくら

よもやま話

「ももたろう」の作品の中に、おばあさんが流れてくる桃を食べてしまうものがあることをご存知だろうか?江戸時代には、桃を食べておばあさんが若返り、妊娠して、「ももたろう」を生むという話がある。所謂「回春型」と言われているものである。この絵本の中の「ももたろう」誕生の場面は、人の出産場面だったというから驚きだ。

休憩

よもやま話

日本には「小さ子」物語と名づく物語が多数存在する。大人が成し得なかった鬼退治を、「小さ子」がなんの苦もなく成し遂げた。「小さ子」は神の子であり、物の怪の子なのだ。「ももたろう」や「一寸法師」もその一つにあたる。

KATARIBEインタビュー映像

第二部

「おおきなかぶ」

よもやま話

20世紀初頭にロシア・オロニェツ県で記録された原話には、おなじみの犬も猫も登場せず、結末もちがう。登場人物全員で力を合わせて「かぶ」を抜くのではなく、ひょっこり現れたネズミが「かぶ」を全部食べてしまう。何とも拍子抜けしてしまうあっけらかんとした結末がある。昔話絵本の話に親しんできた日本の子供たちからも、「そんなの、ないよ!」と抗議されたそう。

ナタ・ワルツ

チャイコフスキー

ナターリャ・プレツスカヤに献呈された小曲。くるみ割り人形の「花のワルツ」や「ワルツ・スケルツォ」はもちろん、チャイコフスキーはワルツの名曲を沢山書いている。洗練された西洋的な音楽とロシアの民謡的な音楽と幅広く作曲したチャイコフスキーの三拍子は美しく、特にロシアワルツの自然な三拍子は心地よい。

ロシア民謡メドレー


1. 乙女の占い
この谷で、美しい緑の草原で、
若い女の子たちは、花冠を小川に流し、占う
花冠が浮かぶと、その子は結婚できる
ターニャは花冠を流した 
「ああ、私の花冠が沈んだ、愛する人は私を欺いた!」

2. 広い道、緑の草(乙女のユーモアのある歌)
通りよ、私の広い道、
緑の若草よ!
私はこの道を歩かない
緑の若草を踏まない


ほら、君、若者よ、
ええ、はい、私のゆるい小さな頭、
お願いだから、私のそばに座らないで、
ええ、はい、可愛い女の子
お願いだから、私のそばに座らないで、

3. 懐かしきヴォールガ
たなびき流れる 灰色の霧
ふたたび帰るか 私の胸に
川面をうずめる 白い花びら
なつかしい便りは 愛のささやき
ヴォルガに波うち 心ときめく
いとしい若者   したう幸せ

歌劇《雪娘》より

A.オストロフスキー リムスキー=コルサコフ


序幕とアリア
「お〜い、お〜い!」―「ああ、可愛そうな雪娘」
―「女友達と木苺を摘みに」 (雪娘、冬将軍)

雪娘 (森から)
「お〜い、お〜い!」

冬将軍
ああ、可愛そうな雪娘
ここに来て、私はお前を可愛がる
美しい娘よ 自由になりたくないか?
人間と暮らしたいのか?

雪娘 
行きたい、行きたい、暮らしたい!

冬将軍
親の家を出るよう、お前を誘惑しているのは何だ?
お前はベレンデーエフの国の何がうらやましいのか?

雪娘
人々の歌

(アリア)
女友達と木苺を摘みに出かけると
娘らの陽気な呼びかけに答えるのです
“お〜い、お〜い”と
輪になって、レーリの後について
娘たちと春の歌を繰り返すのです
あなたの可愛い雪娘には
歌のない人生は楽しくないのです

自由にしてください お父さま
寒い冬には森の茂みに戻られるでしょう
夕暮れにはあなたを慰めましょう
吹雪の伴奏で歌を歌いましょう
ああ お父さま

女友達と木苺を摘みに出かけると
娘らの陽気な呼びかけに答えるのです
“お〜い、お〜い”と
輪になって、レーリの後について
娘たちと春の歌を繰り返すのです
あなたの可愛い雪娘には
歌のない人生は楽しくないのです
よもやま話

19世紀に出版された「童謡集」におおきなかぶとそっくりな歌がある。登場人物は、爺、婆、孫娘、子犬、そして一本足。一人が「かぶ」になって座る。もう一人が片足を掴んで引っ張るが、引き抜けない。三人目、四人目と続き、たくさん集まって、やっと引き抜く!みんなで駆け出し、喜んで叫ぶ。これは所作をともなう遊戯歌だった。ロシアには「かぶ」に限らず、「大根」「わさび」「ねぎ」などの根菜類を抜き取る動作を模した遊戯がある。

ひばり

グリンカ=バラキレフ

近代ロシア音楽の父と呼ばれるグリンカの歌曲集《ペテルブルクへの別れ》の一曲をバラキレフが華やかなピアノ曲に編曲した作品。ロシア独特の哀愁漂う短調のメロディで、単独でも歌われる事が多い「ひばり」。
グリンカ自身もアリャビエフの歌曲「夜鳴き鶯」を変奏曲としてピアノ編曲するなど、ロシア人同士でお気に入りのメロディやモチーフを引用、オマージュしている曲は多い。「イスラメイ」の作風にも見られるヴィルトオーゾの要素を取り入れている。

山々の頂き

ルービンシュテイン
詞:ミハイル・レールモントフ

ゲーテより

山々の頂きが夜の闇に眠り
静かな谷が新雪に満たされ
道は埃を立てず、木の葉は震えず…
しばし待て、お前も休めるだろう

ワーニャとターニャ

ダルゴムィシスキー

小さな村にターニカが住んでいた、ワーニカがターニカに恋をした
トプルー、ダ、ヌ、ガ、ゴ、ガ、ゴ(掛け声)、ワーニカがターニカに恋をした
ワーニカはターニカの隣に座り、ターニカはワーニカに言う
トプルー、ダ、ヌ、ガ、ゴ、ガ、ゴ(掛け声)、ターニカがワーニカに言う:
「ワーニカ、愛しい鷹、ターニカに歌を歌ってワーニカ!
トプルー、ダ、ヌ、ガ、ゴ、ガ、ゴ(掛け声)、ターニカに歌を歌って!」
ワーニカは笛を取り、ターニカに歌を歌う。

出演者


平岡 貴子


早川 枝里子


ワレンチナ・パンチェンコ


富澤 きらら


山本 修夢


中村 正樹